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トップページ本!エクソフォニー"beyond the mother tongue"って?【英検・TOEIC・ビジネス英語・英会話「英語でハッピー!」】

本!

こんにちは!
英検・TOEIC・ビジネス英語・英会話に効くブログ
「英語でハッピー!」のトニーです!

英語美人』という本をご存知ですか?
英語美人
私もオーストラリアからアマゾンで注文して読みました。

英語と銘打っていますが、英語にとらわれずに、何かを学ぶときに必要な
心構えについて書かれてあり、私の考えととても近いものでした。
もちろん私はああやって書けませんが(笑)。

ところで、著者の西沢知樹さんからいただいたメールで
「エクソフォニー」ということに関するお話がありました。
みなさんは「エクソフォニー」なんて言葉ご存知ですか?

英語では、“exo-”は「外の」といったような意味ですし、
“-phony”または“-phonie”は“phone(=音)”に近いので、
「音」、「発音」、転じて言葉に関することじゃないかな
という想像がつきますが、これはドイツ語のようなので、
この私の推測は全く外れているかもしれません。

さて、ちょっと長いですが、勝手ながら
西沢さんのメールの大部分を引用させていただきます。
(西沢さん、ありがとうございます!)


先日「エクソフォニー」という本を読みました。
多和田葉子さんというドイツ在住の作家が書いた本です。


この多和田さんは、ドイツではドイツ語で小説を書き、普通に
現地で作家、文学者として評価されています。別に帰国子女でも
ハーフでもなく、大学を卒業してドイツに留学し、こういう
人生を送っておられる方です。


上記の本は、そんな多和田さんがいろんな国々を文学の
シンポジウムなどで回るときに出会った「エクソフォニー」と
いう言葉から、彼女が旅の中で感じたことを書いていくエッセイです。


エクソフォニー。
とてもキレイな響きの言葉ですよね。
ドイツ語で、「母国語の外にいる状態」という意味なんだそうです。


これはすごく抽象的な言葉で、たとえばアメリカにいても日本語で
ずっと生活していれば(日本人学校のように)エクソフォニーとは
言わない。要は土地などの物理的な意味を離れて、ある人が
母国語の外で、「他の言語で生きている」状態のことを
エクソフォニーというのだそうです。



多和田さんは、日本人でありながら、ドイツでドイツ語で著作を
続けている。そんなエクソフォニー。そして文中では、同様に
エクソフォニーを生きているさまざまな人の姿が紹介されていきます。



セネガルで英語で著作をするセネガル人作家。
それに、私は不勉強で知りませんでしたが、完全なアメリカ人で
日本で日本語の小説を書き続けるリービ英雄さんという作家も
いるそうです。



そんな例やエピソードの数々を挙げながら、母語以外の言葉を自分の
表現手段として操る立場から「外国語」というものを見事に
浮き彫りにしていく。珠玉の1冊でした。



とにかく、背筋をハッとさせられるような名句が次々出てくるのです。
そしてそれらは、日本語という母語を持ち、そして「英語」に
アプローチしようとしている私たちが陥りがちな間違いに、
冷水をぶっかけてくれるようでした。



少しだけ抜粋しますね。


「日本人が外国語と接する時には特にその言語を自分にとって
 どういう意味を持つものにしていきたいのかを考えないで
 勉強していることが多いように思う。すると、上手い、下手だけが
 問題になってしまう・・・もっと漠然とした「階級意識」の演出に
 外国語が使われることが今でもある。

 ・・・しかも、誰が上手で誰が下手かということが確実に言えると
 いうことは、それを決定する権威が自分たちではなく、どこか
 「外部の上の方」にあるということである。その権威は日本で
 抽象化された「西洋人」の偶像であり、その権威が自分の言葉が
 「上手」かどうかを決めてくれるという発想である。
 ・・・むしろ植民地的な発想だと言えるだろう」

「ドイツでは、朗読会の後に、「あなたはドイツ人として
 書いているのか、日本人として書いているのか」などとひどく
 まじめな顔をして聞く若い人などがいて、とまどうことがある。
 「どこの国の人間として」というような感覚はわたしにはよく
 わからない。誰の中にもいろいろな文化と言語が混在している
 のだと思う」


彼女の中にあるのは、徹底した「相対化した」目線です。
母国語も、外国語も、「自分」があってそれを表現するためのもので
あり、外国語も自分が操る以上は自分が責任を持って操るのだ、
というような。


もっと平易な言い方をすれば、他から「上手い下手」を決めてもらう
という次元を意識に持たず、そこから離れているからこそ、
逆に文学を書くほどの結果を外国語で残していると言えるのでは
ないでしょうか。



私たちの多くは、習いはじめに過ぎないときにも自分の英語が
ネイティブから見て上手いか下手か、ということを過剰に意識します。


そして、英語が下手ということに過剰な罪悪感を持ったり、
英語が下手だからと言って自分の人格や能力を卑下するような人も
たまにいます。



実際、私のところに届くお便りにも、そういう風に
「英語がダメ」ということで自分の全否定にまで行ってしまってる
人がいます。


私たち英語をやる人間も、もっと「エクソフォニー」ということへの
意識を持つべきなのかもしれません。



もちろん、言語上の基本的な間違いは正さなければいけません。
それは普通に知識として、あっさりと直していけばいいだけのこと
なのです。



英語は、自分を表現する母国語以外の1つの方法。
そして、それを自分は冷静にコントロールしていけばいい。
もし語彙が増やせないなら、増やせばいい。

会話(英語でいう広義のspeechですね)のテンポやリズムを
身につけたければ、それをやればいい。
冷静にやればいい。それだけのこと。



今回、私自身もこの本からそう教えられた気がしました。



「上手い」「下手」を最初からどうこういう思い悩む必要はない。
罪悪感も、劣等感も持つ必要はない。

自分の「エクソフォニー」の表現手段として、ただ冷静に
英語に触れればいい。


そして、必要だなと思ったことを、伸ばしていけばいい。


英語で「エクソフォニー」を、これから体験していきませんか?
そう思うと、文字通り、世界が広がった感じがして、楽しくないですか?


少なくとも上手いとか下手とか言ってるよりも、
ずっとモティベーションが上がるはずです(^^

以上、私は何も付け加えることはありません。
読んでいただいたとおり、なかなか興味深いです。
このブログを読んでくださっている方とぜひシェアしたいと思い、
長くなりましたが引用させていただきました。


私も『英語美人』同様、この
エクソフォニー-母語の外へ出る旅-』も読んでみます!
エクソフォニー-母語の外へ出る旅-

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